「融合」 fuse
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| 昨年末、久々に数日の休暇がとれた。 |
| 気の向くままにいくつかのモチーフを製作した。 |
| レース模様、バラ、木の実、リーフ、 |
| それがどのような形になっていくかなどは考えず、ただなんとなく。 |
| でもとりあえず今年の目標を決めようと個展の日程を決めた。 |
| いつものごとく、漠然と始まった作品つくり。 |
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| 今回の個展でのテーマ「融合」では、作品1つ1つが人との出会いから |
| 生まれていったといっても過言ではない。 |
| 様々な素敵な方とのめぐり合い、又さらに結びつきを深めることもあり、 |
| 自分自身非常に成長できたと思う。 |
| 技法や素材選びというのは、単に1つの手段であり、ある意味しつこいくらい |
| 固執する部分ととらわれていない部分を、自分が表現したい様にとりいれてみた。 |
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| 数年前、まだ独身時代だった頃、私は普通の会社員をしていた。 |
| もちろん趣味はビーズアクセサリー作りだったが、まだビーズも流行する |
| 前の状態の中、環境も情報も恵まれてはいなかったが、一心に作っていた。 |
| 海城氏は、上司の友人であり、たまにカメラマンとして会社を出入りしていた。 |
| ビーズをしていることを言うと、「面白そうだね、今度持ってきなよ。」と名刺を頂いた。 |
| その頃何も考えていなかったが、まだ未知の世界の何かが始まりそうな予感がした。 |
| 会社を辞め、結婚して生活が変わっても、なぜだか大切に連絡先を保存していた。 |
| 3年前の出版もこうした出会いのお陰で本を生み出すことができた。 |
| そして今回のコラボレーションも生まれた。 |
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| 海城氏の写真は、とてもやさしい。 |
| 思い出を語る様な押し付けもなく、感じたままに自由な発想ができる。 |
| 媒体のみの美しさだけでなく、見る人をきっと暖かな気持ちにしてくれる。 |
| その中で私の作品と融合し、見る人をどんな気持ちにさせるのだろうか。 |
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| 最後にいつも私の心の支えになってくださる方、ありがとうございます。 |
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2005年 秋 赤松 彩子
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