| 小沢 文子さん と巻島 三香さん のコラボレーション。 |
| 彼女たちとの出会いは、4年ほど前に開講したカルチャースクールです。 |
| デザインコースで、ますますご自分の作品を磨かれ、今回の発表に至る。 |
| |
| |
| 小沢 文子 七十二才 |
| |
| ビーズをやりたいとスクールに問い合わせると、体験レッスンも定員オー |
| バーで入れない状態だった。「でもどうしてもいきたい・・・。」 |
| 「隣の家の嫁さんは体験に行ったそうだ。そうだ作品を見せてもらおう!」 |
| |
| 体験レッスンの作品は、彩りネックレス 何本ものワイヤーにさまざまな |
| 天然石やガラスを通す作品。「あらーいいわーーー」そしてまた問い合 |
| わせる。「体験レッスンしなくていいから講習受けさせてください!」^^^^ |
| ものすごいバイタリティ・・・ |
| |
| そして小沢さんに私たちは出会う。クラスで一番お年が上でしたが、みん |
| な暖かかった。そんな彼女だが渦中があった。・・・ご主人が病気で入院。 |
| なかなかスクールにいらっしゃらなくなった。みんな大丈夫かしら・・・と心 |
| 配している。 |
| |
| 数ヶ月経ちそしてついに、大切な人を失ってしまう・・・・ |
| しばらく来れないだろうね・・・みんな心配している。そんな時、小沢さんを |
| 迎えに行こうという声があり、仲間たちが立ち上がる。どこにも出て行きた |
| くなかったと言っていた小沢さん、どうにかビーズ教室へ復帰。よかった |
| 良かった。 |
| |
| それからも若者は、小沢さんを離さなかった。どこへ行くのも一緒。 |
| ビーズガーデンの本部へデザインコースを受けに来るときも。鎌倉の小滝 |
| 美術館へ小旅行したときも。みんないつも一緒だった。 |
| |
| そして、昨年秋無事卒業。藤色の淡い作品が彼女の作品の特徴。 |
| 「私ももう少し若かったらみんなと一緒にインストラクターするんだけど・・・」 |
| 「本当にみんなとこうして元気でいられるのもビーズがあったお陰だよ。」 |
| とお話する小沢さん、私は、今回の展示会では1文書いてくださいね。と |
| お教室でお願いしてみた。 |
| |
| 帰りの電車の中で「一目会ったその日から・・・」と繰り返しつぶやいてい |
| たという。その一言より私は代行して書いてみた。いつまでも春の日向の |
| ような笑顔を見せていただきたい。 |
| |
| |
| 巻島 三香 |
| |
| 4年前、赤松先生の作品をはじめて見て衝撃を覚えた。 |
| 今まで友人などの薦められて何度かビーズアクセサリーを製作したことが |
| あったが、何かが違う・・・・と思っていた。暇つぶしのつもりで体験レッスン |
| に行ってみて、「これだ!」 と思った。 |
| |
| 数回の講習を受け、とても楽しくなってきた頃、妊娠が判明した。 |
| どうしよう・・・・と迷った時期も多々あったが、次月の作品をみると作りたい |
| 気持ちが治まらなかった。出産時期を迎えても教室には通い、ラッキーな |
| ことにその数日後に無事出産した。 |
| |
| 一ヶ月後、またビーズ教室のある日が近づいてきた。私のその気持ちに |
| 察してくれた母が、「気晴らしにいってきたら?」と一言。生まれて1ヶ月の |
| 娘を実家に預け教室へ。そんな迷った時期のおかげ?で更にビーズの魅 |
| 力にのめりこんだ。 |
| |
| 少しずつレベルアップして、どんどん楽しくなっていった。ビーズガーデンの |
| クラフトルームがオープンし、デザインコースの作品を目にする。余計にあ |
| れもこれも作りたい!気持ちばかりが走る。 |
| |
| その頃、久喜の教室でいっしょだった小沢さんと仲良くなり一緒にビーズ |
| の時間をすごした。私がまだ宿題を手をつけていないと「宿題やった? |
| ここ確認したいんだけど・・・」「どうしよう・・・まだやっていないな・・・」そん |
| な心地よいくらいのプレッシャーもあり、2人してはまっていった。 |
| |
| 小沢さんと一緒でなければここまでやっていただろうか・・・?先生につい |
| てお手伝いしたいなどと思っただろうか?と考える。赤松先生のアシスタ |
| ントにつき、色々な生徒さんに出会うことができた。みんな様々な個性を |
| もってカラーを持っている。 |
| |
| 私は、青・緑・黒など好きで、これまでの作品もそれが自分のテーマカラー |
| でした。今回の作品は、娘をイメージし、娘の喜んでくれる顔を思い浮かべ |
| ながら、製作に取り組んだ。絶対に使わなかった色にチャレンジできたの |
| も、何度も通わなくては作れない大作を作ろうと思ったのも、娘への愛が |
| あったからだと思います。 |
| |
| これをきっかけに、これからは、自分のカラーから脱出し、色々な色を使い |
| 様々な可能性をはぐくんいきたいと思います。 |
| |
| 2006年 3月1日 |